浜田小児科内科クリニック|尼崎市南塚口町の小児科・内科・アレルギー科

インフルエンザワクチン(その2)

今年からインフルエンザワクチンの接種量が変わり増量されました。乳幼児に対する発病阻止作用が低すぎるための対処と思われます。量は増えても粘膜上の抵抗力がアップするわけではありませんので、過大な期待はしない方が良いです。流行すると予想されている種類はAソ連型では今年も新型インフルエンザで、A香港型も去年度と同様とされているため、去年インフルエンザに罹患した人やワクチンを受けた4歳以上の人は1回の接種で抗体価は上昇し、2回接種は必要がないと言われています。そのためアメリカでは8歳以下の人にのみ2回接種とし、上記の条件に当てはまる9歳以上の人には1回接種のみとしています。当院でも9歳前後以上の人で条件に当てはまる人には1回接種をお勧めしています。