浜田小児科内科クリニック|尼崎市南塚口町の小児科・内科・アレルギー科

咳の診断

咳の原因はさまざまです。原因によって治療薬は変わってきます。「咳止め薬」は咳の原因によっては使ってはいけない時があり、乱用は体にとってよくありません。

咳の原因を診断するには、患者さんからの話(病歴)が診察とともに非常に重要です。いつから始まったのか、どういう時に咳が多いのか(日中か夜か睡眠中か、睡眠の前半か後半か、起床時かなど)、咳の誘発原因はあるか(話をする、笑う、運動する、冷気を吸う、鼻をすするなど)、咳が多い姿勢はあるか(あおむけに寝る、起きているなど)、痰はからむか、痰は咳き込みの最初からあるか後半にやっと出てくるか、などさまざまなことを参考にします。

したがって患者さんの様子をよくわかっている人が来ていただかないといけません。特に咳が長引いていたり、他の医院の薬でも効かなかった時は詳しくお話を伺うことになります。前医での治療内容も重要です。